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2017年3月14日 (火)

キャノンボールツリーの木の下で

麻美の事件について、

事件現場で語っています。

なんにも映っていません。ただ、木が映っているだけです。

なにか結論があるわけでもありません。

ただ、わたしの、今も混乱した気持ちが語られているだけです。

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去年1年間、ほとんどの関係者は口をつぐんだまんまでした。

ほんとにぐうぜんだけど、昨日ようやく、ステージの上で麻美のことを話し、麻美の曲を演奏し、その意思を受け継ぎたいと話している日本人プレイヤーに出会いました。

たしかに、当時は、興味本位の報道が過熱していたからかもしれませんが、

起こったことは、目を背けることのできない、重大なことなハズです。

ゆかりのあった各関係者やスティールバンドは、バンドとしておおやけに発言すべき責任があるようにも思えますが…

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トリニダードでの反応はまったく違います。

ゆかりのあるバンド、コンドリトンパンファミリーから追悼アルバムが発表され、

事件まもない土曜日、カーニバルの優勝者が集まるチャンプスインコンサートの会場で、

しかもいちばんいい時間帯に、麻美の追悼セレモニーが行われた、

そのときの様子を、去年編集して身内だけに公開していた↓の動画で紹介しています。

麻美の生前の演奏に、暖かい拍手を送るトリニダードの人々、

その瞬間を、いっしょに見届けてほしいなと思います。

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2017年3月13日 (月)

ジュベバンド初参加!

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今日のGoogleはインドのホーリー祭りでしたね。

トリニダードでもこれとおんなじような、、、ほぼおんなじお祭りがあります。

それがジュベです。

いつもジュベモーニングはパンを叩くボートに乗っていたので、泥やチョコやペンキを掛け合うジュベバンドとは、ただすれ違うだけで、…ときには泥に襲われつつですが、そんなに汚れもせずに終わっていました。

それでもジュベはなんともいえない楽しさがあるんです。

夜中から夜明けを待つお祭りとしては、日本の”郡上おどり”に似ていると思います。

しんみりスローテンプのパンを叩きながら暗闇を出発して、みんなで朝日を浴びて元気なパンの音色にノって行進するのはさいこーのよろこび。

でも、今年はオールスターズに最初から参加していなかったので、パンのボートもありません。


きっと今年だけがチャンス!だと思い、思い切ってクレイジュベというジュベバンドに参加しました。

↑集合から夜明けまで編…

いろんな旅のブログを読んでいると、ホーリー祭りはじぶんでいろいろ用意しないといけないみたいですね。

でも、トリニダードはカーニバルビジネスが盛んなので、

参加費さえ払えばぜんぶお膳立てしてくれるんです。

着る服、泥、カラーパウダー、お酒、ジュース、朝ごはん、トイレ、音楽、バンドを盛り上げるデビルやフラッグボーイなどのエンターテイナー、セキュリティ、救護車…

そしてはじめて参加しても戸惑わないように、ちゃんと出発のときに担当のスタッフの方がひとりひとり泥を塗ってくれるんです。

わたしは日本人の現地ツアーに参加したのですが、

たぶん一人で参加しても、遊んでくれるおじさんもいるし、スタッフの人もいるし、ぜったい楽しめるようになってます。

ただ、わたしが参加したバンドは、けっこうセレブなバンドだったので、、、ふつうに申し込みできるのかはちょっと謎ですが…

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参加してみてはじめてわかったこと、

参加するまで、ハタで見てて、なんか汚い集団だなーと、正直思っていたのですが、

これは、ちがう、

わたしの入ったバンド”クレイジュベ”が、とくにセレブ系でアートを意識していたせいかもしれませんが、

これは、他のカーニバルのマスバンドと同じように、

自分自身がボディペインティングみたいになって芸術作品になる、そういうお祭りなんだってことに気づきました。

夜明け前までは泥を塗り合うのですが、夜が明けてからはカラーパウダーに切り替わります。

朝日に向かって歩くように、ちょうどいい時間帯にそのルートが定められていたり、

とにかくいろんなことが計算されていて美しいんです。

この虹も、まるで偶然ではなかったかのように現れました。


↑クレイジュベ、夜明け後編

参加するまで知らなかったのですが、

このジュベバンド”クレイジュベ”は、

かの!!!!!トリニダードを代表する小説家、アールラブレイスの息子さんがオーナーなのだそうです。

わたしも読みました。代表作「ドラゴンは踊れない」は、日本語にも翻訳されているのでぜひ読んでいただきたい1冊、名作です。

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カメラも持っていたし、

そんなに積極的に襲ってくる人もいなかったので、

あー、そんなに汚れてないな、だいじょうぶ、だいじょうぶ…と思っていたら…、

いつのまにかどこかからペンキが飛んできたりパウダーが飛んできてたりしたらしく(←まったく気づいてない)

もう、終わるころには下着の中まで泥んこが侵入していて、服はカラーパウダーですっかり染め上げられていました…

靴も、なぜか靴下まで、、、あー、あー、

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最後にみんなで水浴びをして、そんな泥を落とすウォータータイムがいちばん楽しかった(・∀・)です!

ウォータープルーフのカメラだったので、豪快に水浴びする瞬間も、わたしの動画(夜明け後編)でご覧いただけます。

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2017年3月12日 (日)

だけじゃないパノラマその4. セミファイナル落ち

セミファイナルのときの動画も撮影してたけど、もう編集する気持ちも失せるほど落ち込みました。

ある程度わかってたとはいえ、日本から、時間もおカネもかけて地球の裏側、トリニダード・トバゴまで来てるのに、

ファイナルに出られないのはツラい。

アメリカや、ヨーロッパ、カリブ海諸国からトリニダードに来てるのとは度合いがちがう、

そんなこと、トリニダードの人たちは、まったくわかっていないのが実際のところだと思う。

わかってくれてるのはたぶんレネゲイヅやインベーダーズで受け入れ慣れしてるヒトたちくらいで、

とりあえずバードソングのヒトたちは誰もわかってない。

喋ってて、情けないくらい痛感しました。

わかってたら、少しでも理解を示そうとしてくれたなら、インターナショナルプログラムは今後も成功していくと思うけれど、アンディナレルとの契約が切れた今、悲しいほど、可能性が見いだせない、

あるとすれば、日本から中野優希さんが来てくれて、最後の数日だけフロントラインのドリルをしてくれたこと、

来年、もっと早くから来て彼女がドリルしてくれたら…、メンバーからそんな声が聞こえてきました。

ミアのアレンジは悪くないと思うけれど、ドリルに向いてないなとも、ずっと感じていました。

1月の中頃に、わたしはバンドとも大ゲンカして、そのときに、

1.ドリルマスターを別に雇ってください。
2.新聞やテレビに働きかけてバンドのPRをしてください。
3.新パンヤードの移転スケジュールを早めて、準備ができていなくても予選だけは新パンヤードで行ってください。

以上の3つの要求を出しました。

2と3は、

とくに3は、予定を変更して工事途中の新パンヤードで予選は行われたし、

2も、最初から決まっていたのか、わたしの意見を取り入れてくれたのかはわからないけれど、この大ゲンカのすぐあとに、朝のワイドショー的な番組にミアはゲストとして出演し、老害で腐敗したトリニダード・トバゴのパン業界にあらわれた、きわめてクリーンでフレッシュでビューティフルなラージバンド唯一の女性アレンジャーとして、バンドの宣伝役を早朝からかって出てくれました。

でも、ドリルマスターだけは誰も来てくれなかったんです。

バンドのメンバーのだれかが、その役割をかって出てくれることもありませんでした。

ドリルマスターがいなければ、バンドはほぼ機能しません。

今年、フェイズIIが思いもよらない低い順位で、海外から応援しているファンたちはまったく理解できなかったかもしれませんが、

現地にいれば一目瞭然、

去年までドリルを務めていた人が、別のバンドに引き抜かれてしまったのです。

代わりに別のドリルマスターが赴任したそうなのですが、うまく機能しなかったようです。

担当が入れ替わるだけでバンドの質が激落ちしてしまうこともあるのに、

いるべきバンドの重要人物が誰もいなければ、バンドの質を磨きようもない。

ずっとストレスを抱えつづけて、セミファイナル前の最後の数日で、ようやく、ようやく、パノラマっぽい音に近づきました。

もうちょっと早く準備できてれば(>_<)


バードソングに来て、あえて言えば3つだけ、これはよかったと思えること。

パノラマで、ずっとやりたかった4チェロが叩けた。ミディアムバンドで3チェロもやってたけど、チェロはむしろセコンドよりじぶんに向いてると思った。

人生でたぶん最初で最後のフロントラックで叩けたこと。フロントラックのそのまたフロント、ジャッジを見下ろしながらグランドスタンドで演奏できるなんて、思ってもみなかった。

もうひとつは、イーストの他のバンドにコネクションがあるメンバーと知り合いになれたこと。

YouTubeを探したけれど、バードソングのセミファイナルでの演奏をアップしてる人はだれもいなくて、↑の動画はフェイスブックから拝借してまたもやかってにアップロードしてます。

画質は良くないんですが、いろんなバンドを紹介してくれた相棒ナラインくんと、左右のチェロのフロントを守りながら演奏するバードソングの勇姿をぜひごらんください。

わたしは向かって左、奥の方のラックの上でチラ、チラっと映っています。

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2017年3月10日 (金)

いつものお楽しみ+特命トリニ特派員

毎年のお楽しみ、カスタマイズマキシのすごいのに出会ったのでご紹介しています。

毎日相当マキシに乗ってましたが(たぶん毎日3〜4往復くらいしてた)

それでもなかなか出会わないんです。最近はキレイでこざっぱりした内装のマキシも増えたし、、、

でも、わたしはカスタマイズマキシの大ファンです! これからも個人事業主のマキシドライバーのみなさん、フィリピンやタイに負けない観光資源にぜひなってください!! カゲながら応援しています。

最近では、Wi-Fiを完備しているマキシも増えました。

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何台かマキシが泊まってると、乗客側がバスを選べるので、

少しでも早く乗客を満員にしてバスを出発させたい、ドライバーさんの営業努力のあらわれだと思います。


マキシ動画の最後にちょこっと、わたしが特命を受けて(笑)お使いに行ったときのこともご紹介しています。

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トリニダードのテレビ局に、データを渡しに行く…、そういうお使いでした。

他にも何件か、ちょこっとした特命をいただいて、ほうぼうにお使いに行きました。

トリニダードに住んでる日本人の方も増えたし、カーニバル中、トリニダードに滞在している日本人も増えたので、わたしがお使いに行かなくても良さそうなのですが、

他の方はお忙しかったり、お使いをビジネスにしていたり、パンのことに詳しくなかったりして、

わたしにご依頼がまわってくることがあります。

わたしは昼間は暇にしてるし、なによりパンのこと、トリニのパンの人事情やそのたもろもろには詳しいので、

来年以降も、なにかお困りごととか、ちょこっとした用事とかあれば

お役にたてると思いますので、ぜひお声をおかけください。


もうひとつ、トリニダードらしい風景、トゥナプナマーケットにカメラを持ち出して撮影しました。

この頃はもう、1ヶ月以上トゥナプナに住んでいたし、マーケットでも毎日のようにお買い物してたので、ストレンジャー的な視線も注がれず、撮影もしやすかったです。

馴染んでから撮影したことで、よりいっそう、ふだんのトリニダードらしさを撮影できたのではないかなと思います。


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トリニ初でもほかの国ではふつーなアレ

トリニダードは大阪よりちょっと大きいけれど、人口も少ないし、人口密度も低いんです。

大阪府:    880万人/人口密度4,640人/km²
トリニダードトバゴ:    133万人/人口密度214人/km2

なので、他の国では当たり前にあることが今までなかった、

その代表的なひとつがスターバックスです。

その代わりにリチュアルズっていうコーヒー屋さんが、おんなじような配色でがんばってたんですが、

トリニ初でもほかの国ではふつーなアレ

ついに、トニリダードにもスターバックスができたんです。

最初はウソーんって思ったけど、新聞にも載ってたのでエイプリルフールじゃないってわかった(笑)

なんで新聞にまで載ってたか、、、オープン当初は富裕層狙いでコーヒー1杯40TT(日本円で700円くらい)してたそうなのです。

でも、じっさい行ってみると値段も客層も、おまけに内装も(もちろん)、ふつーのスタバでした。

ふつーだけれど、リチュアルズの接客がトリニダード標準(つまり無愛想ってこと…)に対し、

トリニのスタバはスタバ標準で、

なんか居心地いいなーってかんじでした。

ふだんからいいサービスを受けてる純日本人のわたしは、トリニのサービスの悪さにめげるんです、ほんまに。

なので、トリニにスタバがあるって価値があるーーーーーーーーーーーー!!!!って思いました。

もひとつ、↓こういう移動遊園地も他の国だとふつーだけど、屋内プールも見かけないトリニダードでは珍しい。

夜、遊びに行ったら楽しそう…だけど、夜、営業してたのかな?

この遊園地はオープン後にラジオでさんざんコマーシャルを流していました。

その頃にはパノラマの練習が忙しくて行けませんでしたが、来年もあったら行ってみようかな…


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2017年3月 9日 (木)

トリニダードの意識高い系

トリニダードの”意識高い系”(笑)にもいろいろ行ってみました。

いちばんオススメなのが↑ビーントゥバーのチョコレート屋さん、”ココベル”です。

一見さんお断りなかんじがあります。が、おもてなしはすばらしく、何回か通いました。(たぶん来年も…)

数年前まではトリニダード産のチョコレートはすべて海外に流れてしまって現地ではなかなか買えなかったのですが、ココベル以外にもいくつかのブランドのトリニ産チョコレートがお土産屋さんを中心に販売されるようになりました。

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チョコレートにそんなに詳しくないんですが、だいたいどれもちょっと酸っぱいです。フルーティなのかな。コクがあります。(trinitario=”トリニタリオ”でいいんかな?? これは品種名なんだそうです。チョコっぽい匂いの元(笑)だそうです)

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このシリーズが比較的リーズナブルです。それでも1バーで800円くらいするかな、ふだんのおやつには向きません。


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↑これ、ヤバうまいです、そんなに酸っぱすぎず、コクがあって。パッケージに生産地や生産者が記載されているので、もしかしたらそれぞれ味が違うのかもしれないけれど…、わたしが買ったのは”ラ ロメイン”が産地のものでした(とりあえず知ってる地名で買ってみました。ラ ロメインはピッチレイクの近く、トリニダードのすんごい南の端です。)


砂糖漬けの食生活がふつうのトリニダードでも、スーパーフードとか、グルテンフリーとか、そういう概念のお店がちらほら出てきました(そして短期間でつぶれないで生き残ってます(笑))

他にもいろいろ行ったりしてたけど、動画が撮れたのは↓だけです。

こういうフードトラック?日本でいうと屋台のクルマで営業してるコーシャのランチ屋台(トリニダードにユダヤ教の人なんていなさそうですが…)とか、グルメバーガーとか、いろいろ見かけました。お値段はお高めですが、おいしいし、リッチな気持ちになれます。↓このお店はすごい流行ってました。


意識高い系かわからないけれど”テーブルスプーン”っていうカフェ、去年から通っていましたが、今年は家からもパンヤードからも近かったので1月中は毎日のように通っていました。

店の前を歩いている人種と、

扉をあけて中に入ったとたにん、コーヒーを飲んでる人種たちが、ぜんぜん違う!のが特徴のお店です。店の中に入るとパリっとしたスーツとかを着たおしゃれなトリニダード人たちが、コーヒー片手に談笑してる…そんな雰囲気のお店です。

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なぜかケーキを頼むと、いつもフォークがぶっ刺してある。

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なぜですか? こんな薄っぺらなケーキももれなくフォークはぶっ刺されています。

ケーキは、たぶんこの写真の2回しか食べてないです。

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サンドイッチがめっちゃウマいです。ピザも、ベーグルも、、、とにかくウマいです。もちろんコーヒーも。

来年も、イーストのバンドに通うついでに必ず寄ると思います。


そして、意識高い系の代表!、アートマスのマスキャンプに行ってきました。

いつも見てるだけだけど、見てるだけでも楽しいけど、いつかはやってみたいなー

あこがれの世界にじぶんが飛び込めるのが、トリニダードのカーニバルの最大の強みだから。

今年は、トリニダードを代表する画家”カザボーン”の世界観をテーマにして、さらに文科系の意識高い系アートマスでした。


カーニバルの月曜日の朝にマクファーレンの前を通りかかったら、、、

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いつソールドアウトしたのかわかりませんが、

そんな真っ白な壁にわざわざ書かなくても…、殺到する問い合わせ対策かもしれませんが…、

意識高い系も、このときばかりはちょっとイヤミっぽいなーって思いました(笑)

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次に住むべき家やトリニダードでのライフスタイルを再考しはじめました

こんなことではいけない(>_<)!と思って、

来年、トリニダードで住む家を探し始めました。

値段が安く、気軽に予約もできて、月額割引のあるエアービーアンドビーもいくつか探してみました。

そのうちのひとつを↑で紹介しています。

数年前に比べるとトリニダードでもエアービーをやっているお部屋が増えてきました。

もうひとつ、旅行系の便利なアプリであるウーバーのサービスも始まりました。

わたしはウーバーではなく、トリニダード独自のアプリ”Drop”を今年から使い始めるようになりました。

予約もできて、コールセンターの人がなにかあればすぐに連絡してきてくれるので、いつでも安心して使うことができました。タクシーが便利になっただけでも、レンタカーなどを使っていないわたしにとっては、トリニ生活が大進歩した年でした。

夜に行われる文科系のイベントに、出かけたいけれども帰りに家まで送ってくれる人がいないという理由でなかなかでかけられないのが現状でした。

↓のイベントのときは、まだ"Drop"(ドロップ)を知らなかったのでトゥナプナまでは帰ることができずに、その日は練習を休んで、この会場からルートタクシーで帰れるゲストハウスに泊まったりしていました。

ゲストハウスはエアビーで簡単に予約できるので、このときはそちらのほうがよかったのです。

でも、来年はタクシーアプリのドロップもウーバーも使えるので、オールスターズのメンバーが誰も送ってくれない西側の街でもワンメーターでパンヤードから帰ってこれるんじゃないかなと考えるようになりました。

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